細かな造作も始まりました

前回、製材もする大工さんと書きましたが、厚みの違っていた板を均一にした作業だったそうで、製材はしていません!とブログを書いた翌日に言われました。

考えてみたら、丸太から製材したら、乾燥するまで時間かかりますわね。林学科出身の自分として、恥ずかしい限り(^^;)

 

1965年11月19日、国立大蔵病院にて生を受け、この地でずっと暮らし、この度51歳となりました。1年があっという間です。ブログタイトル、変えようか。。。

 

さて、大きな大工仕事もほぼほぼ終了し、このところ細かな造作がはじまっています。

まずは、店舗入り口のドアの上に、古民家風の庇。

簾を入れ、焼杉板を3枚葺いてなんとも雰囲気を醸し出しています。

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玄関を開けると、左手に下駄箱。計画当初は土足のお店を考えていましたが、元々の掘りごたつもあるし、古民家風だし、トイレ部分の廊下も現在のフローリングを使用するから土足だと痛みが激しいし、とか考えて、第2期工事の始まるときに計画変更し、靴は脱ぐスタイルのお店にすることにしました。

急きょ計画変更でしたが、図書用棚で用意していた板の余りで、棚式の下駄箱を作って頂きました。下駄箱の片方を塞いでしまうと、ただでさえ狭い部屋がより狭く感じてしまうので、棚にして向こう側も見えるようにしました。

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厨房と客室との境は、保健所の決まりでスウィングドアを取り付けました。

昔のようなバタンと閉まる強いスプリング式ではなく、両方のドアの丁番を微妙な感覚で取り付ける方式で、とても軽く開いたり戻ったりするのですが、丁番の取り付け角度がとても微妙で、大工さんは何度も丁番の取り付け位置を変えながら、やっと上手く開け閉じできる位置を探りあてて取り付けていました。ご苦労様でした。

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六畳間の部屋からトイレに繋がる境のドア部分も変更します。今まであったドアの敷居は畳の高さに合わせてあったので、取り外して部屋の床の高と合わせられました。

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これで蹴躓くこともなく、段差を感じないで済みます。

 

明日は薪ストーブが置かれる側の壁塗りが始まる予定。いよいよ薪ストーブ設置も近づいてきました。